建物の外壁部分は、非常に重要な役割を果たすもののため、定期的なメンテナンスと修繕を繰り返し行う必要があります。
その内容について、いくつか種類があるためここでご紹介しておきましょう。
◯美観修繕
これは、建物の外観を美しく魅せるためのものです。外回りの部分はサビや腐食が起こりやすく、天候の影響によってすぐに汚れてしまいます。この状態に雨が振ることで、汚れた水が流れ出てしまいさらに建物を汚すことにも繫がるのです。
この場合は、洗浄やサビ・腐食の除去を行なった上で外壁塗装を行う必要があります。
◯剥離補修
外壁は、塗装を施しているため年月が経過すると徐々にその部分が剥離してきます。この剥離が起きると、クラックの原因となったり内部建材の劣化にも繋がりますので、剥離部分を補修する必要があるのです。この補修に関しても、外壁塗装をし直すことで元の状態へと戻すことができ、水漏れも防ぐことができます。
◯目地割れ補修
建物は、構造上隙間ができてしまいます。それを埋めるために、コーキング剤と呼ばれるものを使って目止めを行い密封性を高めます。しかし、このコーキング剤は経年劣化が起こるものでこれが劣化することによって水漏れが起こりやすくなります。
目地割れ補修は、シーリング材を補修することで元の機密性を取り戻すことが出来る方法です。
このように、外壁塗装にも部分部分で違う補修方法が存在します。直射日光や雨の影響で、多くの場所が劣化をしてしまいますので外壁塗装の必要がないか確認することが大切なのです。
